脊椎内視鏡手術② 内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術

(適応)

腰椎椎間板ヘルニア と診断された患者様で、内服治療などの保存的治療で効果がなく、足の痛みや痺れにより著しく生活に支障が出ている方、足の運動麻痺が見られる方、などが対象です。また、椎間板ヘルニアによる排尿障害などの馬尾症状が見られている方は、早期手術が必要です。

(方法)

手術は全身麻酔で行います。

麻酔がかかった後、患者さんはうつ伏せになって頂きます。

各々8mm,6mmの長さのキズから、片方からは内視鏡を、もう片方からはドリルなどの手術器具を挿入します。内視鏡で確認しながら腰椎の骨の一部を削った後、神経を手術器具で避けつつ、神経を圧迫しているヘルニアを摘出します。

内視鏡手術の患者さんを後ろから見た図。赤い線は手術のキズ。

手術のキズは各々6mm, 8mm

手術中の患者を横からみた図。

内視鏡で神経、椎間板を拡大して観察しながら、ヘルニアを摘出している。

腰椎椎間板ヘルニア患者の腰椎を輪切りにした図。
椎間板ヘルニアが神経を圧迫している。
手術後は、ヘルニアが摘出され、神経への圧迫が解除されている。

手術時間:1か所につき1時間弱

術後入院期間:2-3日入院される方が多いですが、体への負担も少ないため、日帰り手術も御相談できます。

(手術動画)

腰椎椎間板ヘルニア 内視鏡下摘出術

(合併症およびリスク)

神経の損傷、手術後の出血による神経への圧迫、感染、等です。

ヘルニアが再発し、もう一度手術が必要となる可能性は5%程度です。